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『RAINBOW‐二舎六房の七人‐』安部譲二/柿崎正澄
【あらすじ】
昭和30年(1955年)、罪を犯し「湘南特別少年院」・二舎六房に堕ちた6人の男たちがいた。彼らは同房にいた年上の『アンチャン』の教えを胸に、出所後、望まないのに向かってくる少年院や世間に満ちた苦しみ、不条理と向き合い、力強くそれぞれの人生を生きていく様を描く。原作者の安部曰く「愛と勇気の物語」。安部譲二の自叙伝ともいえる作品である。(Wikipediaより抜粋)

◇ ◇ ◇

平成生まれでそれなりの環境で育ってきた私には想像できなかった物語。可哀相とか不幸とか、彼らの人生はもうそんな言葉だけでは片付けられない気がした。

昭和30年代、目を覆いたくなるような地獄の中で、何度絶望しても何度でも起きあがる。厳しすぎるほどの現実と悪魔のように汚い大人達にも決して屈せず命懸けで戦う少年たち七人に、毎度生きる強さとは何かを教えられた。
物語はこれでもかというほど暗いし重い。読んでいて正直ヘコむけれど、彼らが敵をたたきのめしたときの爽快感や、たまの幸せや希望に心が救われた。

よく作り込まれたストーリーに圧倒的に上手い作画。
暴力・性描写が多々含まれるので読む人を選ぶとは思いますが、個人的には傑作と評したい作品です。

生きてさえいれば何度でもやり直せる。
幸せにならずになんの人生だ。

見違えるほどに裕福に発展した平成の現代日本でもこれは変わらない思います。
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